薩摩切子と江戸切子の違いと相違点がわかる人を、「目利き」と呼びます。

薩摩切子と江戸切子の違いと相違点がわかる人を、「目利き」と呼びます。

「和の極み」の項目では、
陶磁器会社を青山で経営していた心眼で
和の極みとは何であるかをご紹介します。

陶磁器専門家のように詳しくは書かずに、
和と極みでご紹介するセレクトした材料から日本の理解と
精神性を感じていくことが大事だと思って書いていきます。

薩摩切子と江戸切子の違いと相違点とは?

薩摩切子とは、19世紀海外の交易品として開発されました。源流をイギリス、ボヘミア、中国に影響を受けて
島津家28代藩主斉彬は、鹿児島城下の郊外の製鉄、紡績等の工場群を中核に硝子工場で製造されていました。

幾度かの戦争、1877年(明治10年)西南戦争で薩摩切子の技術が途絶えてしまいます。

それから約100年後、1985年、世界に誇る、鹿児島の薩摩ガラス工芸が復活しました。

紅、藍、紫、緑の4色で薩摩切子を復元。幻の金赤色の再現に成功しました。
美しいグラデーションと繊細なカット技術を駆使して伝統を活かした新しいタイプもでています。

文献と技術の研究によって、貴重な薩摩切子は、海外からも求める声が多く、貴重な伝統の極み。

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ペアグラスが江戸切子、手前のグラスが薩摩切子です。
写真から相違点がわかりますでしょうか。
見分けられる人たちを目利きと呼びます。

薩摩切子(さつまきりこ)は、薩摩藩が幕末から明治初頭にかけて生産したガラス細工・カットグラス(切子)である。薩摩ガラス・薩摩ビードロとも呼ばれた。現在は復刻生産されている。

薩摩切子 – Wikipedia

江戸切子(えどきりこ)とは江戸末期に江戸(現在の東京)で始まったカットグラス工法のガラス工芸・ガラス細工である。伝統工芸に認定されているガラス工芸品・地域ブランドの一つ。

江戸切子 – Wikipedia

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手前中央の金赤色の八角カゴメは鹿児島ラジオにゲスト出演をしたときに、
「薩摩切子」がみたいとディレクターの方に頼んで薩摩切子の老舗に連れていってもらいました。
そのときに、ひとめぼれして、購入した薩摩切子です。記憶では、3蔓円ほどだったと思います。
棚に飾って鑑賞していますが、本来は、薩摩切子で日本酒かワインを飲むなどは、粋でしょうね。

他は、誕生日などに頂いた切子です。
切子を人にギフトするのは美的です。

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江戸切子のペアグラスは、母に頂きました。

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江戸っ子の私は、江戸切子と薩摩切子を並べて、美的なライフスタイルを楽しんでいます。

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フランス料理店、高級割烹店、料亭などでは、切子がよくでてきますので、
これは、「薩摩切子ですね」とわかると、マナー度がぐんとアップですね。

シルバーあさみの心眼コメント

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初回は、薩摩切子と江戸切子でした。歴史と存在と産地の違いを知って楽しみましょう。
慌ただしい現代、日本の陶磁器や和の文化の知識をもつことで、上品な日本人になります。
その上、切子を見分けられる目利きとなれるのは、楽しい初歩の目利き術です。どちらも
職人さんの技術と研究の賜物、物に対する尊敬の念もあがる項目が「極み」の極意です。